アマガエルはかわいいものですが
このカエルは特別でした。
かしこそうで、気だてがよさそうで、落ち着いていて
思わず連れて帰りたくなりました。
ぼくは子どものころ、勉強もしないで、毎日外で遊んでいました。
しかし雨の日ともなると、外で遊べなくて、ひまなので
裏庭に向かって、窓から釣り竿をたらして、カエル釣りをしてました。
釣りと言っても、木の枝に糸をつけて、その先には赤くて細い布。
針はないので、すぐに落ちるのですが
これがなかなか面白いのです。
赤い布を濡らして、ぶらぶらすると
虫と勘違いした馬鹿なカエルが、何度でも飛びついてくるのです。
背中に馬鹿線(うちの娘が命名)という白い一本線が入ったのは
ほんとうに馬鹿なのです。
この写真のカエルのように馬鹿で根性のあるやつは
このところ少なくなってきたようです。(これは三年ほど前)
こちらは川のカエル。
庭や田んぼのカエルと違って、賢いのか
ぜんぜん食いつきません。